ヘルペスと口角炎は間違えやすい病気

ヘルペスと似たような病気に、口角炎があります。

口角炎は、口角(口の両端)の部分に炎症が起こる皮膚疾患です。感想している時などに特に発症が多く見られますが、口角炎になると皮膚が割れてしまったり、赤く腫れ、出血を伴ったりすることもあり、口を開けることも辛いという状況になることもあります。

出血した後、かさぶたができたり、白い粒が見えることもあります。

口角は口を使うことによって頻繁に動く部位であるため、口角炎を生じてしまうとかさぶたが剥がれて出血するということが繰り返されて長引きやすい傾向があります。できるだけ口を大きく開かないようにすること、また舌で舐めたりすると、雑菌がついたり、余計に乾燥する原因になるので避けてください。

口角炎の原因は、皮膚にあるカンジタ性の真菌類からの感染になります。
正確にはカンジタ性口唇炎とも呼ばれ、このカンジタ性の真菌を抑えることが改善のためには必要になります。体の免疫力を高めることが予防に繋がります。

口角炎ヘルペスはよく似ていますが、原因になる菌が違います。症状も違う点がありますので、しっかり見分けて治療に役立ててください。最も大きな違いは、ヘルペスなら小さな水ぶくれができるということです。ヘルペスではそういったものがありません。

口角炎であれば免疫力を高めているうちに症状が治まり、改善されることが多いですが、ヘルペスの場合に病院に行って薬を処方してもらう必要があります。